2019/1/16 『棚底城跡発掘現場説明会』関心の高さを痛感する!
棚底城跡現場説明会が1月12日(土)13時から宮崎学芸員の説明会デビューを
知ってか知らずか昼前まで降っていた雨もすっかり上り時折、青空が広がる中、
開催された。
当日は、市内・外から30人を超える参加があり、改めて国指定史跡棚底城跡
への関心の高さを痛感した。
今回は、①Ⅰ郭周囲を巡る横堀の末端部の確定
②Ⅰ郭への登り口想定地の遺構確認
③Ⅰ郭南西部の平場の遺構確認
を目的として調査が行われた。
↓少し緊張してると言いながらてきぱきと説明する宮崎学芸員(右端)
↓今回出土したタイ産や中国産の陶磁器など
↓横堀と土塁の関係を調査するトレンチ、土塁が途中で終わり横堀と土塁
がセットでないという新たな発見があった
※調査杭のことをトレンチという
専門家の中では、高く評価され注目されている棚底城跡ですが、一般的には
まだまだ認知されていない部分が多いので、今回の発掘現場説明会などを
通して広く周知できればと思う。
次回開催の際は、ぜひ皆さんもご参加ください。
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